2010年8月23日月曜日

八丈島の旅


八丈島はひょうたん型の島。 数万年前に活動を始めた三原山と、一万年前に新しく活動を始めた八丈富士がつながって、形成されたためです。
八丈冨士は周りを絶壁に囲まれて 釣りやダイビングのメッカとなって居ますが、民家はそれほど多くありません。山腹に環状道路や牧場があり、牛が放牧されていて ムシャムシャ音をたてて草を食っているのが いかにも牧歌的。
三原山は雨水の浸食が進み 樹木も多く 保水力があるため、滝や温泉が多く見られます。長年の間に地下水を封じ込める構造が形成されて 高温地下水による地熱発電も可能で 島の必要電力の3分の1は地熱発電でまかなっているのだそうです。その余熱利用で温室栽培も行われ、風力発電も行われるエコの島なのです。町営の温泉がいくつかありますが、ふれあいの湯に向かうお年寄りの軽やな足取りが 映像で見ていただけます。そのほかにも 見晴らしの湯など 文字通りの大パノラマ露天風呂が楽しめます。
玉石で有名な横間海岸を見下ろすカルデラ壁に壮大な空中道路と展望台があり絶景を楽しめます。玉石垣にまつわる歴史的な興味深い話。その昔、勝手に生きてゆけと放り出された流刑人の貴重な働き口として 海岸から玉石を1個運ぶと、おにぎり一つもらえたとか。石の重さはわかりませんが 相当重いことは容易に想像できます。
植物公園には この時期光るキノコを見るツアーが毎夜開催されていました。ボランティアによる楽しいガイド付きが 無料とは・・・







ホテルは SEA PIROSSというインドネシア民芸風を取り入れた 明るく近代的なデザインの建物とインテリア。社長が自ら設計して作らせたとか。全室禁煙というのも大変気に入りました。竹芝桟橋からの船が入る底土港の至近距離に有りながら ホテル前は海水浴場で、アオウミガメや浜千鳥が戯れる 自然を残し 八丈富士、三原山を見上げるナイスポイントにありました。それでも ここは 東京都なのです。


動画をどうぞ






















2010年8月9日月曜日

四国遍路の旅

四万十川には一度行ってみたいと思っていました。空路高知へ飛んで ほとんど50年ぶりの桂浜、竹林寺、牧野富太郎植物園、よさこい前夜祭のあと 
桂浜1



桂浜2
竹林寺

牧野富太郎植物園にて
   



念願の四万十へ。

四万十川の動画をどうぞ


窪川から入って沈下橋を見ながら下流へと進みました。途中 人目を避けるが如き 一の又渓谷温泉の一軒宿を訪ね、渓谷とかろうじて共存している様を見てきました。
一の又渓谷温泉














四万十川にかかる 沈下橋からは 日本的なあえて逆らわない発想が 透けて見えます。そんな中でも 抵抗を減らす工夫も見られます。




 四国屈指の名湯といわれる小薮温泉は、愛媛県松山から南へ60キロほど入った所にあります。大正時代に建てられたという一軒宿は 近代的ではありませんが、たまたま同宿の旅人どおし、一ついろりを囲んで食事をしたり よもやま話に花をさかせます。
温泉下流の深い渓谷には神の宿る神々しさが有り、温泉から上流へ足を伸ばすと 棚田、栗林、花が咲き、鳥や虫の声しか聞こえてこない のどかな風情のある土地でした。

小薮温泉の動画をどうぞ


佐田岬灯台からは 九州関崎や高島が間近に見えます。
この流れが 関鯖 関アジを 美味にするのでしょう。
佐田岬灯台 遠方は関崎




漁船が渡る
風車には絶好のロケーション

バスで明石海峡を渡って

2010年8月5日木曜日

文京区関口~豊島区雑司が谷への散歩

関口台のランドマーク 椿山荘、FourSeasonsHotel、関口教会から
池袋方面への最短散歩道を歩くと こんなものが見えます。

動画


関口教会

料亭 寛















古民家















旧 宣教師館














法明寺














鬼子母神 本殿